大正10年創業。日本各地を蜂とともに飛び回り、集めた天然のハチミツを製品にして、全国へ出荷しているのが川西市小花の『カンノ蜜蜂園本舗』。日本でもトップの蜂の飼育群数で各種のミツバチ産品を作り全国へ出荷。川西の名産品ともいえます。
「ハチミツはそのままでも、料理に使っても、体にとても良い食品です。これに梅やカリンなどの果実を漬けると、その成分がハチミツに溶け込んだとてもおいしい飲み物が出来上がりますよ」とハチミツ漬けの作り方を教えてくれた同店の菅野さん。アロエのハチミツ漬けをお湯で割ったものをいただきましたが、苦みもなく、さっぱりとした味。カリンもいい香りがしました。そのほかレモンやニンニク、山ぶどうなど色々な果実でできるそう。
作り方は果実を適当な大きさに切って漬けるだけ。早いもの(アロエ、レモン等)で1週間、カリンなら1カ月、ニンニクは少し時間がかかって半年で完成。ハチミツと同じ位の分量の果実が基準。好みに合わせて割り合いを変えれば、味も変化します。
店頭には新鮮なハチミツがずらり。最高級のレンゲハチミツを始め、いろいろな花別のものもあり、どれも採集年月日が書かれています。国産天然へのこだわりの現れでしょう。
もちろん、プロポリスやローヤルゼリーといったおなじみのものも天然100%。ここでしか手に入らない貴重なものもあるそうです。
ハチミツでおいしく、健康になりましょう。